fc2ブログ
妄想物語 智の恋 Slow time その14
「梓ちゃん……おやすみ」

そう声をかけるとマスターが言った

「梓……先に帰って良いよ」

「え…でも……」

「風邪気味なんだろ?
良いから帰りな
熱でも出させたらお母さんに怒られるのは俺だからなあ」

「じゃあ帰るわ
大野さん……さようなら
ありがとうございました」

「梓ちゃん
風邪気味だったんだ
大丈夫なの?
茉莉ちゃんは今日は変われなかったの?」

「茉莉ちゃんは
今日は大分前から都合が悪いって言ってた日だから連絡してないんだよ」

マスターが言った
あのバンドの彼との約束かなと思った

「そうだったんだ
梓ちゃん 送ろうか?」

「え?良いですよ
近いから平気」

「でも時間も遅いし
いつもマスターと帰ってるんでしょ?
一人じゃ危ないよ
一緒に帰ろうよ」

「そうですか?
じゃあ一緒に帰ります」

「悪いね大野くん 頼むよ」

マスターに言われて右手を上げて返事をした

外に出ると少しひんやりした空気で
酔ってる俺には気持ちが良かった

「梓ちゃん寒くない?」

「はい
大丈夫です」

「家は……こっちだったよね?」

「はい……」

「一度遊びに行かせてもらったことがあったな」

「そうでしたっけ?」

「うん……いつ頃だったかな~
梓ちゃんもいたかな」

「いなかったんじゃないですか
覚えてないもの」

「そう?
確か……そうだったよ
ママさんが具合悪くて入院していて
退院した日にお店が休みでさ
マスターに電話してからお宅に行ったんだよ」

「そうでしたっけ
う~ん覚えてないなあ」

「そう?
マスターに渡したいものがあって……
その時ママさんに花でもと思って花束抱えて行ったんだけど……」

「あ…思い出しました
そうそう玄関開けたら大きな花束持った大野さんがいて
びっくりしちゃったの
お父さんが花束が大きすぎるって笑ったのよね」

「そうそう
どんなのが良いのかわかんなかったからさ
花屋に値段だけ言って任せたらあんなのになっちゃったんだよね」

「そう言ってたわ
でもお母さん すごく喜んでたのよ」

「そう 良かった」

そんな話をしていたら家に着いた

「上がりますか?」

「良いよ 遅いし……」

「じゃあまた次の機会にでも
お母さんに会ってもらいたいから」

「そう?
ママさん元気なんだよね?」

「うん……まあ……
去年から車椅子になっちゃったけど元気です」

「そうなんだ
足悪くしたんだね」

「そうなんです」

「そうか」

「じゃあ……
ありがとうございました」

「またね」

「おやすみなさい」

「おやすみ」



いつもクリックありがとう♪
にほんブログ村 芸能ブログ 嵐へ
にほんブログ村


嵐(ジャニーズ) ブログランキングへ
関連記事

テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

Secret
(非公開コメント受付中)

プロフィール

satoco

Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

お気軽にコメントしてくださいね
お話しましょう

いらっしゃいませ
ようこそ
現在の閲覧者数:
最新記事
カテゴリ
RSSリンクの表示
最新コメント
月別アーカイブ
リンク先
検索フォーム