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イン・ザ・ルーム  勝手にサイドストーリー
派手過ぎないピンクの口紅が好みだった
気づくと背中が全て見えるドレスの彼女をずっと目で追っていた

テーブルからシャンパングラスを取るときも
口に運んで飲み干す時さえ視線を外せなかった

ボブスタイルの髪は艶やかで軽やかに動き
近づいたら良い香りがしそうだった

どのくらい見つめていただろうか
彼女がやっと俺に気づいた

ほんの数秒見つめ合った
先に視線を外したのは彼女だったが すぐにまた戻された

一瞬視線を外されて また戻される事が
こんなに動揺するものかと思うほど胸が高鳴った
その時の視線は既に意味を含んでいて俺は確信した

良いんだな

彼女に近づく前にボーイが持つトレイからピンク色のシャンパンを二つ取った

彼女に差し出す

「名前なんて言うの?」

「名前なんていらないんじゃない?」

「そうだね」

窓に近づき夜景を見る

「もっと綺麗に見える場所知ってるんだけど」

「良いわね」

お互いに何も知らないままで二人っきりになれる場所へ行く
部屋に入ってすぐ抱きしめキスをした
口紅が俺の唇に付くと人差し指でなぞった

見上げる表情に先を急ぎたくなる
露わになっている背中を触りながら首筋に唇を付けると
彼女が吐息を漏らし
俺はもう止まらなくなる

名前を聞かずに始めた
左手の薬指に指輪があったが もう止まらない

焦る気持ちを隠しながらゆっくり愛して一つになった
胸が重なり鼓動を感じる

手を絡ませると指輪に触れた

愛おしいと思ったその瞬間がこれからも続けば良いのに
たった一度気持ちのまま繋がった二人
部屋を出て行くまでの関係だけど
そのときは愛おしいと感じた

指輪の人の元へ帰って行く彼女
名前を知らずに別れたが
後から上司の2番目の若い妻だと知った

忘れられないが忘れようとした
もう会うことはない





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テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

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活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

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