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MISS plus もう一枚の白いシャツの大野くんでお話を…


「ちょっと待って
待てったら…」

無視して出て行こうとする彼女は
ソファーにかけてあったコートを乱暴に取り
バッグを肩に掛けて玄関へ急ぐ

「待てったら…
なんだよ」

腕を掴んで顔を見ようとするが
うつ向いたままで俺を見ない

「なんで?言ってくれよ」

力が強すぎたようで壁に体がぶつかってしまった

「痛い…」

「あ…ごめん
強すぎたね」

やっと顔を上げて俺を見るが涙が溢れている

「なんで泣いてるの?
何も言ってくれないとわかんないよ」

「口紅が付いてる…」

「どこに?」

「そこ…」

言われて探すが見当たらない
え?いつ?なんで?
頭の中を駆けめぐる思い

「なんでそんなところに付いてるの?」

涙声で聞いてくる

「どこに?」

「ここ…」

シャツの首回りの内側に赤いものが見えた

あいつ…なんで今更こんなことするんだ

「あ…ごめん
ほんとだね」

「帰るわ」

「待って…話を聞いて欲しい…」

「そんなの見たら無理よ」

「待って…
聞いて欲しい
頼むから…
初めて家に来てくれたんだから
まだ帰らないで」

「でも…いつ?誰といたの?
私の他にいるの?」

「違うんだ
違わないけど…いたけど今は君だけ
別れる話をしてきたんだ
ほんとだよ」

「それでなんで…」

「悪戯したんだろう
こんなとこにわざと口紅つけたんだ」

「キスしてたから?」

「違う
してないよ」

「シャツ脱いだの?」

「ううん…一回この辺に手を伸ばしてたから
指で付けたんだと思う
ごめん
でも本当に君だけなんだ」

「そう?本当なのね」

「本当だよ
信じてくれる?」

「うん…でも…」

「お願いだから…
君だけなんだ」

「私は、あなたが私を選んでくれただけで良かったはずなのに
だんだん欲張りになってきちゃって…」

「うん…
欲張りで良いよ」

「こんなことで嫉妬するなんて」
イヤな女ね」

「そんなことない
俺が悪いんだ」
ごめんね…」

「私なんかきっとすぐに嫌になる
その女性にまた会いたくなるわ」

「そんなことないんだって
ちゃんと別れたんだから…
もう言わないで」

「うん…」

「君だけなんだ
きっとこれからはずっとそうだと思う
初めてなんだ
こんな風に思える人って
今日はやっと家に来てくれて嬉しいのに
ほんとにごめん」

「信じて良いのね
あなたが好きなの」

「信じて…
君が欲しくてたまらない」

涙がキラキラ輝く瞳にキスした
このしょっぱさを忘れない

赤いものが付いたシャツを脱いだ
素肌同士で抱き合うと
二つの心臓の鼓動が重なる

「良かった
もう振られちゃうかとドキドキしたんだ」

「智さんはモテるから
これからも不安になるかもしれないわ」

「そんなことないよ
絶対に大丈夫
君だけを見てるから」

「そう?」

俺を見つめる目は熱くて
その先を求めていた
見たことのない表情に胸を掴まれる

その先へ…
もっと君を知りたい

目を閉じて俺を待つ君を見て
もうこれからは絶対に不安にさせないと強く思った



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テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

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Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

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