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妄想物語 智の恋 頬杖 その22
それからも舞と会った

でもそれは会いたいからでなく
舞が会いたがるから応じているという感じだった

舞とキスしたり抱いたりしたいとは思わなかった
最初はそんな事を考えていたけれど
今は彼女が求める俺を演じている気がする

優しいのが好きなんだろうなとか
少しだけ触れても良いんだろうなとか
舞のしたいようにしていた

ただ食事して飲んで別れる

家に帰っても虚しさが残る

ぼんやりと浮かぶ顔は麻衣の方だった

無理をしてるけど舞もきっと同じだ

前の方が楽しそうだったな
俺に気を使っているのがわかる

何度会ってもやっぱり違う
舞に対する気持ちは変わらなかった

一緒にいるのに
一人になりたいと思ってしまうこともある

このままでは舞に悪いな・・・そんな風に思い始めていた



(明日会えるかな?いつもの店個室取れる?)

(うん・・・電話してみるね)



(予約できたわ・・・待ってるね)

(ありがと・・・俺 早めに行くから)


舞は何かを察したような顔をして入ってきた
食事をし終わる頃 
先に言い出した

「智さん・・・話があるんでしょう?」

「うん・・・このままじゃいけないよね。悪いけどもうやめにしよう」

「私は構わないんだけど・・・どんな付き合いになっても」

「だめなんだ・・・舞だってわかってるだろう?俺とじゃだめだって」

「そんなことわからないけど・・・智さんは私じゃだめなんだよね
彼女さんの事が忘れられないんだよね」

「うん・・・ごめんね・・・あいつじゃないと・・・舞に悪いことしたと思ってる・・・
最初からずっと俺は悪い」

「良いの・・・わかってたことだから・・・それに私を大事に扱ってくれた」

「いいや・・・傷つけたし・・・今日で終わりにしようね」

「うん・・・わかった・・・でももう一回だけキスしてくれる?」

「やめようよ・・・できない」

「思い出にしたいからお願い」



そんな顔するなよ
舞は泣きそうになっていたけど泣かなかった
こんな事始めた俺が悪かったんだ

この子の気持ちを考えないで勝手な事して・・・

愛おしいという衝動が込み上げてきた
抱き寄せてキスすると
舞の涙が唇に流れて来た

初めての舞への感情に戸惑ったが
これ以上はもうだめだと強く抑えて離れた
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テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

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Re: …。
あっちゃん コメントありがとうございます~

お話の感想ありがとう
誉めて頂いてますますやる気になっちゃいます

ひみあら終わっちゃいましたね・・・
アップ予定ですが
こんなに淋しくなるとは思ってなかったので
自分でも驚いています・・・

おセンチな気分上げて頑張りましょう~

またコメントお待ちしています~
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satoco

Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

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