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妄想物語 智の恋 凪ぐ その3
「あっ いらっしゃい大野さん」

「こんにちは」

誰なんだろうと思い、彼女を見た

「いらっしゃいませ」

「どうも……」

「この子、釣りが趣味で……いろんな事知ってるから……
梨夏ちゃんって言うんだけど
僕が休みの日は、梨夏ちゃんに聞いてください

「はい
よろしく……梨夏ちゃん」

「よろしくお願いしま~す」

か……可愛い

笑うとエクボが出来るのもさらさらの黒髪も身長も腰の細さも、全部好みだった

いつもなら一度にたくさん買って帰るのだが
彼女に会いたくて、少しずつ買うようになった
俺は何度も店に通った

他に客がいると、がっかりした
会釈だけしか出来ない日もあった
でも二人きりの日は嬉しくて
リールや糸を選びながら彼女の声を聞くのが楽しかった

「釣りはどこでするの?」

「岸壁や海岸です」

「川は?」

「川は、遠いからあんまり」

「遠い?」

「近くに海釣り公園があるから、よくそこへ行きます」

「そうなんだ」

「大野さんは?」

「俺は海……
船舶持ってるから」

「え?すごいわ」

「ふふ」

「船を持ってるの?」

「船はない」

「じゃあせっかく持ってても……」

「だね」

「ごめんなさい
失礼な事を……」

「いつか船、欲しいとは思ってるけどね」

「良いですね」

「うん」

そうだよな
免許持ってたって自分の船がなきゃな
でもまだ早い気もするし
いつか買いたいな

そう……いつかって思っていたけれど
梨夏ちゃんに言われて気づいたんだ
自分の船を持ちたいことに

店の定休日に釣りに誘われた
スタッフとオーナーが皆で行くという
俺は、その時すぐに梨夏ちゃんも行くのか聞いていた

「女一人だけど行くつもり」

「そうなんだ」

「行きましょうよ
クルーザーですよ」

「マジ?」

「マジです
オーナーのです」

「へえ
そうなんだ
楽しそうだね
じゃあ一緒に行かせて」

「は~い」












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テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

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satoco

Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

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