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妄想物語 智の恋 愛しい男 その10
「この方、やり手でね
無理言われても何でも聞いちゃうんだよね」

監督さんが、余裕のある大人の男感を出しながら言った

「どんな事を?」

「このタレントで、こんな事をして欲しいとかね」

「そうなんですか」と、私に向き直って言った

「そうですね」

彼の視線をもっと受け続けたい
少し垂れ目気味の優しい目の奥をもっと知りたい
そう思うが、それが今ではないのはわかっていた

「今日はありがとうございました
ご迷惑をお掛けしました
小山君、あなたもほら……」

部下を促して一緒に頭を下げた

その時には、もう智は背中を向けていた

もう会うことはないわね
彼の歩く姿を見ながら私は次の仕事の事を考え始めていた


思い付いたアイデアをタブレットに入力しながら車に向かった
小山が助手席のドアを開けてくれて乗り込む

ずっと下を見ていたから、そばに智がいたことに気づかなかった

後からそれを聞かされて謝ったことがある

「俺が熱い視線を向けてたのに、全然こっちを見なかったんだよな
こっち見てくれたらアドレス教えて、もっと早く付き合えたのによ」

「あら……そうなの?
私はもう会うことはないと思ってたのよ
それは失礼しました」

「失礼しましたじゃないよ
ほんとのことだよ」

「ふふ……
でも住む世界が違うと思ったのよ」

「同じだよ」

「そうかしら」

「そんなこと言いながら、こうやって付き合ってるじゃん」

「そうよね
不思議だわ」

「良かっただろ?」

「良かったわ
でも不思議よね男女の仲って」

「なに言ってんの?」

「一瞬であなたに落ちたのよ」

「へ?初耳
マジですか」

「うん」

「そうは見えなかったけどな
あんときだって、俺に興味なさそうだったよ?」

「そうかしら」

あんとき……そうね
この後、また智に会った



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テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

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Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

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