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妄想物語 智の恋 愛しい男 その3
「もっと飲むでしょう?」

缶ビールが空になったので聞くと
日本酒を熱燗でと言う

「生意気ね」

「なんでよ」

「ちょっと待っててね
そうそう……岩国のお酒もらったのよ
これ、なんて読むのかしら」

箱を見せると「だっさい」と読んでみせた

「知ってるの?」

「有名だよ?
誰にもらったの?」

「会社の若い子」

「男か」

「そう
松井くん」

「名前出すな
生々しい」

「何が生々しいよ
意味がわからないわ」

「何人の男を手玉に取ってるんだ」

「部下です」

「何人に惚れられてると思う?」

「一人もいないわ」

「年下の男にモテるからなあ」

「知らないわ」

「絶対いるよ
狙ってるやつが」

「いないわよ
仕事がやりにくくなるじゃない」

「わかんないよ」

「飲むの?飲まないの?」

「男にもらった酒なんていらない
ビールで良い」

「わかったわ
心が狭いわね」

いつもこうだ
会社の部下に嫉妬している
何もないと言ってはいるけれど
年下の男から告白される事は確かに多い
同い年や年上と付き合うより年下との方が多かったし
何より私も年下が好きだった

缶ビールの蓋を開けてグラスに注いであげると飲みながら私を睨み、言った

「なに考えてる?」

「後ですること」

そう言うと優しい目に変わった

「俺も」

もう終わったみたい
単純なんだから……
本当に可愛い子

後でゆっくり愛してあげよう
そしてあの瞬間に愛してると言って欲しかった

お風呂に入った智は、大きな声で歌っている
歌が途中で止まるのは歌詞を見ているからかもしれない
いつも新しい歌を覚えるために、こんな風にお風呂で歌う
歌詞の書かれた紙は湯気でしわくちゃになっていた

洗い物を食洗機に入れてスイッチを押した
少し音が出てしまうが、お風呂に入っている間に終わるだろう

彼がお風呂から出て来た

「気持ち良かった」

「良かったわね」

「うん
入って来いよ」

「うん」

私が入ってしばらくするとドライヤーの音がした



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テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

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Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

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