fc2ブログ
妄想物語 智の恋 愛しい男 その2
彼は、iPodのイヤホンを耳に付けてソファーに寝転がった
夕飯が出来上がるまで、あのままだろう
私を母親みたいに思っているのかしら
洗濯物を出して帰り
次に来たときは畳んであるシャツと下着を身に付ける

疲れたと行って家に来るのは
自分で何もしたくないからかもしれない

でも夜は大人しく眠ってくれない
会えなかった日を数えながら私をいじめて楽しむのだ

朝は、私の方が先に出勤する事が多いから
彼に鍵を身に付けておいてと念を押す
オートロックの部屋だから彼がドアに閉め出されたら私が戻るまで人目にさらされてしまう

ご飯が炊けて、鯖の味噌煮が完成した
同時に火に掛けていた煮物もあと少しだ

ダイニングテープルにランチョンマットを敷き、取り皿を置いた
箸置きに箸を置こうとしたら
いつの間にか後ろに来ていた彼がやってくれた

「良い匂いだな~」

「そう?
味も良いわよ」

「そうだね」

子供みたいな顔をして私を見る

「ふっ」

「なに笑ってんの?」

「可愛いから」

「また可愛いって言ったね」

「可愛いわ
子供みたいなんだもの」

「どこが?
俺、来週30だよ」

「そうね
誕生日だったわね」

「忘れてたんだろう」

「忘れてないわよ
ちゃんとプレゼント買ってあるんだから」

「マジ?」

「マジよ」

「なんだろう
嬉しいな
教えてくれないよね?」

「まだだめ
でも当日は来ないでしょう?」

「これ……るかな?
来れると思う」

「日曜日よ?」

「俺、曜日関係ないからね」

「そうね」

「奈緒美は、休み?」

「休みよ」


料理を並べながら話を続け
缶ビールをグラスに注いで乾杯する

一番始めに鯖に箸を付けると予想して見ていると当たりだった

「旨いな~」

「ありがとう」

「これはどうかな?」
そう言いながら今度は煮物の中から里芋を口にした

「旨い!」

「ふふ」

これも当たった
嬉しくなって私も食べ始めた

ご飯をこれでもかという位、頬張って食べるから頬っぺたが膨らんでいる

目が、優しくなって来る

「美味しいの?」

「うん」

本当に可愛い子だわ
そう思ったが今度は言葉にはしなかった



サトシックがたくさん♪
にほんブログ村 芸能ブログ 嵐へ








テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

プロフィール

satoco

Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

お気軽にコメントしてくださいね
お話しましょう

いらっしゃいませ
ようこそ
現在の閲覧者数:
最新記事
カテゴリ
RSSリンクの表示
最新コメント
月別アーカイブ
リンク先
検索フォーム