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妄想物語 智の恋 惹かれる その15
仕事の打ち上げがあった
いつも俺を送る為、飲めないマネージャーに電車で帰るからと言って酒を勧めた

いつものように楽しく喋りながら飲んでいたが
電車の時間が気になり酒の量は少なくしていた

終電より1本早いのに乗った
終電よりは空いていたが、それでも結構乗っている
俺はいつもの様にドアに向かって立った
窓に映る人の中から彼女を探した
こんなに遅いのには乗っていないだろうな

そう思っていたら珍しく座っている彼女がドアに映った
笑顔になって俺を見た気がして
振り向いて手を上げそうになったが
彼女はすぐに横を向いた

え?と思っていると
彼女が笑顔を見せた先は隣に座る男だったとわかった

なんだ
彼氏のいる子だったのか
デートの帰りなのかな
それとも彼女の家まで行くのか
感じたことのない強い嫉妬心を感じ驚いた

電車はいつも通り彼女より先に俺の降りる駅に着いた
降りる時に振り向くと彼女が俺を見ていた

相手に悪いと思ったので無視してホームに降りた
それでも彼女を見たくて発車する電車を見送るとまだ彼女は俺を見ていた

2~3秒間目を合わせただけなのに胸がいっぱいになる

ずっと会いたかった
また一緒に美味い酒を飲みたい
二人だけでどこかに行きたい
君を知りたい

そう思って
そのままメールを打ちたくなった

それでも今夜は止めておこう
彼女を困らせることになったら
ますます遠ざかってしまうだろうとブレーキをかけた

あの男と今夜一緒にいるんだろう
そう考えると たまらなかった

あの男のどこが良いのか
遊ばれていないか
彼女は本気でアイツを好きなのか
どんな風に愛されているのか
どんなことをさせられているのか

飲んで来た酒はすっかり抜けて
頭の中は、はっきりしていた

こんな時は風呂だ
何も考えたくない時にしている事をしよう
風呂に潜って目を開けて息を止めて頭を空っぽにするんだ

風呂の準備が出来るまで着ているものを脱ぎながら部屋を歩きまわった

湯船に浸かるが
まだムカついたままだった

頭を振って心を静めるように深呼吸をして潜った
いつもやっているように頭の中を空っぽにする
息が苦しくなってくる
顔を上げ息をする
深呼吸を繰り返した

なんでこんな気持ちになっているのだろう
彼女が男と話をしていただけなんだ
キスをしていたわけじゃない
ホテルに入るところを見たわけじゃない

もしかしたらただの友達かも知れない
でもあんなに遅い時間に一緒にいるのはただの友達じゃないかもしれない

潜っても深呼吸しても同じことを繰り返し考えていた







テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

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Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

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