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妄想物語 智の恋 Slow time その1
家の近くの公園はとても広くて大きな人造湖がある
その周りの遊歩道の木々が
季節ごとに変化していくのを見るのが楽しい
新緑から深い緑色になって紅葉していく葉は
少しずつ落ちて行き一枚残らず落ちると本格的に冬を迎える

このマンションを選んだのは
こうした季節の変化を感じたかったからだ
最上階の部屋のベランダから公園を見下すのが好きで毎日見ている

反対側の窓からは都心のビル群が見えた
仕事場の方向になるので気合いが入る風景だった

公園の四方に入口があり
それぞれ近くに地下鉄の駅があるから
どこから上がってもすぐに公園に入れるので昼夜関係なく行く

人造湖に向かって並んだベンチに座って仕事の事を考えたり
ただ日を浴びていたりする

今日は「カフェ湖畔」にコーヒーを飲みに来た
このカフェには8年位通ってるかな
マスターは全然年を取らない気がするけど
8年経ったという事はマスターの娘が子供から女性に成長した事で確実にそう感じる

スタッフはマスターの娘の梓ちゃんと
もう一人 茉莉ちゃんがいる
今日は茉莉ちゃんだった
二人は とてもよく似ていた
顔も髪型も服の雰囲気も似ているから
始めの頃は、どっちだったかわからなくなる事があった
話をしていて曖昧な返事をするとすぐにバレて文句を言われていた

「また間違えてるでしょう
ちゃんと覚えて欲しいですよ 顔が全く違うのに」

「でも双子かって思えるほど似てるからなあ」

「そんなことないですって」

「そうかな・・・
一緒に居るところ見たことないしね」

「それはそうですよ
シフトで交代なんですから
こんな小さい店 マスターともう一人だけでじゅうぶんですから」

「そうだね ほんと
客がいっぱいいるとこ見たことねえや」

「聞こえちゃいますよ」

「ふふふ・・・で・・・今日は梓ちゃんだよね?」

「当たりです・・・うそ 外れ」

「え?茉莉ちゃんの方?」

「そうですよ・・・いつになったら覚えてくれるんですか~」

「そうかな・・・梓ちゃんでしょう?俺を騙そうとしてるな
マスター~この子 梓ちゃんだよね?」

「また言ってるの?梓より美人だろ?茉莉ちゃんだよ」

「マジか・・・ごめんごめん
今度っから名札つけてよ きっと他の客もわからなくて困ってると思うからさあ」

「そんなの嫌ですよ・・・
だいたい私達のことなんて見てませんって」

「見てると思うよ~可愛いもん 二人共」

「そうかなあ~そんなこと言ってもお会計タダにはなりませんからね」

「そっか残念・・・」

「あははは」

「ふふふふ」


そんな話を思い出していたらカップルが入ってきた
男の方はよく見る顔だが女の子は見たことのない子だった
いろんな子を連れてくるんだよな
モテるのか いい加減なのか
それともそういう付き合いじゃないのかと思ったりするが
女の子は男に肩を抱かれていたり
見つめ合う顔は嬉しそうで
そんな風に見えるけどな

茉莉ちゃんは二人の席へオーダーを取りに行った




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テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

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Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

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