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妄想物語 智の恋 木漏れ日を浴びて その21
撮影は続いていた
軽井沢でのロケは、ひとまず終わって
東京のスタジオに戻った

明日からアリスちゃんと一緒になるのが
楽しみだった
台詞をしっかり覚えておこうと
いつも以上に台本を読んでいた



スタジオに入るとアリスちゃんが目に入った
彼女がクランクインしてから3週間たっていたので
周りのスタッフとも打ち解けて
笑顔で話をしていた

「こんにちは」

「あ…大野さん
こんにちは
よろしくお願いします」

「今日から一緒だね
よろしく」

「はい
緊張します」

「そう?
大丈夫だよ
いつも通りやれば良いよ」

「はい」

リハーサルで台詞を言い合うと監督に言われた

「今は、まだ親しげな雰囲気は出さないでね
お互いに…」

「あ…はい」

俺が返事するとアリスちゃんが俺に謝る

「すみません」

「良いよ 大丈夫…」

目が合うと暖かい空気が流れる気がして
親しげに感じられてしまうのかな
初対面の二人を演じなければならないのにちょっと困った

俺はともかく
アリスちゃんには難しいのかな

休憩中話をせずに
ちょっと離れた所にいることにした

彼女は俺を探すかのように見回した
目が合うと近づこうとしたので
片手を上げて止めた

俺を見た彼女は
ハッとした顔をして足を止めた
少し可哀想な気もしたが仕方がない
その日は最後まで側に行かないようにして終えた

帰りの車からメールした

(今日もお疲れ様
とても自然な雰囲気で良かったよ
明日も一緒だからがんばろうね)

(ありがとうございます
馴れ馴れしくしてしまってごめんなさい
あなたの周りはキラキラしていました
私なんかのいる場所ではない気がして
自信がなくなって悲しくなりました)

(違うんだよ
今は撮影の為に少し距離を置いていたほうが良いと思ったんだ
もう少し進んだらまた話をしようね)

(そうだったんですか
失礼なこと言ってごめんなさい
明日も頑張ります)

(うん 頑張ろうね
また明日・・・
ゆっくり休んで)

(はい
ありがとうございます)

可愛いな
もっと優しくしてやりたいが
今は我慢する時だよな
メールだけにしておこう

そう考えながら
彼女が好きだな
可愛くてたまらないという気持ちでいっぱいになった

お母さんのアシスタントを続けていくものだと思っていたら
一気にこっちの世界に入って来た

近づけて嬉しい気持ちがあるが
親しくなれないという暗黙のルールに縛られそうだった

まだ何も知らず楽しい時期だろうが
これから先はいろんな気持ちを経験していくと思うと
可哀想になった




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テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

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Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

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