2014-03-30(Sun)
「わ~可愛い」
若い女の子の高い声が聞こえる
隣のブースで売っているトンボ玉のアクセサリーを手に
可愛い可愛いと連発していた
でもその声は値札を見ると小さくなっていく
それはそうだ
トンボ玉を一つ完成させるには
それまでの経験と技が必要だったし
それを専用の紐に通し編んでいくのにも
それ相当の時間がかかるのだから
若い子が簡単に買える品物ではなかった
手にしたチョーカーをそっと置くと
隣の私の店にも寄ってくれる
「いらっしゃいませ」
小さな声で呼び掛ける
「ここも可愛いよ~」
私の作った革ひものアクセサリーや指輪を手をする
しばらく観察してから
声をかけた
「このネックレスはゴムに通してあるので
二重にして掛けられます
こうすればブレスレットにもなりますよ」
腕に巻いて見せるとまた高い声が上がる
「わ~すごい
良いですねえ~」
私の真似をして何重にも巻いた腕を上下させている
「光に反射して綺麗ですよ」
「はい…綺麗だわ~」
こんなやり取りを何回しただろうか
若い子は一つのアクセサリーを何通りにも使えることを喜ぶから
このネックレスはよく売れた
今夜また作らなくちゃ
手頃な値段にしている事もあってよく出るので
最近はこればかり作っている気がする
ランチタイムになると
人通りがほとんどなくなる
今回の出展場所はデパートだから
今頃レストランの階は混んでいるのだろう
客が途絶えたので用意してある椅子に座って
革ひものペンダントを編み始めた
「これは、あなたが作っているんですか?」
ブレスレットを手に持ちながら男性が聞いてきた
「はい そうです」
「こちらは実店舗はありますか」
「いいえ
こういったイベントだけです」
「お名前は?」
「宮崎です。店の名はBlue moonです。名刺があるので・・・
よろしくお願いします」
名刺を渡すと
その人も名刺をくれた
斎藤さん スタイリストと書いてある
ブレスレットを3つ買ってくれた
いつも応援ありがとう♪

余力があったらこちらへも♪

若い女の子の高い声が聞こえる
隣のブースで売っているトンボ玉のアクセサリーを手に
可愛い可愛いと連発していた
でもその声は値札を見ると小さくなっていく
それはそうだ
トンボ玉を一つ完成させるには
それまでの経験と技が必要だったし
それを専用の紐に通し編んでいくのにも
それ相当の時間がかかるのだから
若い子が簡単に買える品物ではなかった
手にしたチョーカーをそっと置くと
隣の私の店にも寄ってくれる
「いらっしゃいませ」
小さな声で呼び掛ける
「ここも可愛いよ~」
私の作った革ひものアクセサリーや指輪を手をする
しばらく観察してから
声をかけた
「このネックレスはゴムに通してあるので
二重にして掛けられます
こうすればブレスレットにもなりますよ」
腕に巻いて見せるとまた高い声が上がる
「わ~すごい
良いですねえ~」
私の真似をして何重にも巻いた腕を上下させている
「光に反射して綺麗ですよ」
「はい…綺麗だわ~」
こんなやり取りを何回しただろうか
若い子は一つのアクセサリーを何通りにも使えることを喜ぶから
このネックレスはよく売れた
今夜また作らなくちゃ
手頃な値段にしている事もあってよく出るので
最近はこればかり作っている気がする
ランチタイムになると
人通りがほとんどなくなる
今回の出展場所はデパートだから
今頃レストランの階は混んでいるのだろう
客が途絶えたので用意してある椅子に座って
革ひものペンダントを編み始めた
「これは、あなたが作っているんですか?」
ブレスレットを手に持ちながら男性が聞いてきた
「はい そうです」
「こちらは実店舗はありますか」
「いいえ
こういったイベントだけです」
「お名前は?」
「宮崎です。店の名はBlue moonです。名刺があるので・・・
よろしくお願いします」
名刺を渡すと
その人も名刺をくれた
斎藤さん スタイリストと書いてある
ブレスレットを3つ買ってくれた
いつも応援ありがとう♪

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