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妄想物語 智の恋 夢の向こうへ その4
あれからずっと待っていたが
あの子からのメールは来なかった

淋しそうな悲しげな笑顔が頭から離れなかった

あの悪そうな顔した男がいつも一緒にいるんだろうか
幸せそうには見えなかったな

彩花が言っていたように
関わらない方が良いんだろうか

忘れかけていたが
時々似たような子を見かけると
本人に会いたいと思うようになっていた

名前も歳も住んでいる街も知らない
どこに行けば会えるのか



今夜も友達との約束で渋谷に来ていた
初めての店は少し不安だ

俺の事を見つけて騒がれることもあるし
黙って見られている事もある
この店はどっちかな

店の前でタクシーを降り早足に店の階段を降りた

階段の途中でカップルが抱き合っている
ぶつかりそうになりながら脇を通った

ドアを開けると店内は薄暗く
なかなか友達を見つけられなかった

まだ来てないのかな

メールをしようとスマホを取り出す
その時メールの着信があった

見たことのないアドレス
開けてみるとあの子からだった

(今 そばに座ってるわ あなたが入って来てからずっと見てるのに気付かないのね)

どこにいるんだろう
見回すと本当に近くの席にいた

あの男は?
いないみたいだ
近づいて話しかけた

「何してるの?一人なの?メールしてくれなかったんだね?」

「ふふふ・・・忙しい人ね 一気に質問がたくさんだわ」

「だってさ 俺なんかと話してたら怒られるんじゃないの?」

「今 外に行ってる
ごたごたがあって」

「へえ なんかね怖そうだよ 君の・・・」

「うん 怖いよ」

「一緒にいて楽しいの?」

「別に・・・でも離れられないから」

「そうなんだ」

「じゃあね もう帰って来るわ」

「わかった 今度二人で会いたいよ」

「そうね 良いけど・・・」

「どうしたら良い?」

「メールする」

「待ってるから」

「うん」


彼女から離れた
友達からメールが入っていた

奥のテーブル席に座っていた

「智 今話してた子 知ってるの?」

「ああ…」

「可愛いよな
俺もさっきから声かけようかと思って見てたんだけどね」

「一人じゃなかったでしょう?」

「うん
なんかさ…結構年上の男といたよ」

「どんな感じだった?」

「どんなって?」

「嫌がってるとか
無理矢理とか」

「そんな風には見えなかったよ」

「ふ~ん
やっぱり彼氏なのかな」

「そうは見えないけど
なんか変な感じがした」

「そうなんだよね
彼氏には見えないけど
離れられないとか言ってた」

「へえ~なんかそれって怖くねえ?」

「なんだろうな
訳がわかんないよ」

「それだったら声かけてみたら」

「かけてるんだけどね
メール待ってるんだ」

「へえ
相変わらずだな
良い女見つけると早いよな」

「でもあの子はだめかもな」

「へえ~
聞いたことある言葉だよ
そんなこと言いながらいつも上手くやってるからな」

「そうかな
なんか危険な感じがしてわくわくする」

「危ないかもよ」

「そうかな」


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テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

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Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

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