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妄想物語 智の恋 花の名の女性(ひと)番外編 ソファーの番外編・・・
「最近どうなの?」

仕事仲間が聞いてくる

「すみれと一緒に暮らせるようになって半年くらいかな・・・
毎日一緒だよ」

「智くん うらやましいな・・・
家に帰ればいるんでしょう?」

「そうだよ。毎日いる」

「でもさ・・・毎日一緒にいてどんな感じなの?
ご飯の支度はどうしてるの?
見えすぎて嫌になる部分ってないの?
彼女のまわりにいる男に妬いたりしないの?」

「まあ見えすぎるってことではお互い様だし
仕事してる以上まわりに男がいるのは仕方ないし・・・
前はね結構 妬いてたんだ・・・
帰りが遅かったり誰かの車で帰ってきたりするから・・・
それでそのたび怒られてた・・・」

「怒られてたの?」

「うん・・・怒ると怒られる」

「へえ~智くんが怒られるんだ~おもしれえ~」

「うん・・・何でもないんだからって
好きなのは俺だけだって言うんだよ~」

「そうかよ・・・またこういう話になって行くんだな・・・
聞かなきゃ良かったよ・・・」

「そう言わずに聞いてよ~
すごく可愛んだから・・・」

「はいはい・・・それで?」

「こないだね・・・ふふふ・・・」

「またこれだ・・・話しながら笑う・・・
おい!みんな来てくれよ・・・智くんの話聞いてあげて~」

「まあまあ・・・こないだね・・・前も行ったんだけど家具屋に行ってね
ソファー選んだの。一緒に・・・
すみれ あんまり興味なくて俺ばっかり一生懸命選んでさ
やっと座らせてこれで良いって言わせて帰った」

「うん・・・」

「ソファーが届いてさ・・・座らせたわけ・・・」

「うんうん・・・」

「そこからが可愛くてね~
いつもね 優しくすると泣いちゃうの・・・だから泣かせたくなっちゃって」

「何で泣かせたくなるの?そこで・・・」

「う~ん 時々泣く顔が見たくなる・・・」

「ひどいな それ・・・やっぱりSなんだな・・・こええ~」

「そんなことないよ・・・すみれは幸せだって思うと涙が出ちゃうらしいから
それを見たくなったの・・・
それでそう言う感じの話をした」

「どういう話?一番聞きたいよ」

「だめ 恥ずかしいから言わないけど・・・
すみれの言葉を聞きたくなるから」

「何を?何を聞きたくなるんだよ」

「好きだとか愛してるとか言って欲しくならない?なるでしょ?
なかなか言わないでしょ?だから聞きたくなって・・・」

「どうすると言ってくれるの?」

「へへへ・・・だから優しくすると目に涙ためながら言ってくれるんだってば・・・」

「ふ~ん・・・あんまり会ったことないな・・・そう言う子
幸せで泣くんだ・・・」

「うん・・・すみれはそうなんだ。だから優しくして見つめて抱きしめて顔見ると
涙があふれてて・・・」

「それで何で話しながら智くんも涙目になるの?」

「え?涙目になってる?そうか・・・こういう事なんだな」

「大丈夫かよ?彼女の話しながら涙ためてる・・・」



泣かそうとしてるのに泣いてるのは俺の方なのか・・・
幸せで泣けるってこういう事なのか

すみれの言葉にいつも心をつかまれて
痛くなってるのってこういう事なんだ

俺は仲間にのろけ話を聞かせながら
すみれを本当に愛してるんだなと改めて思った

勘違いや誤解をして不機嫌な顔を見せても
いつも優しい顔でいてくれる

自分が疲れて帰った夜でも
ニコニコしてくれてる

遅く帰った俺に食事を作ったり
清潔な服を出してくれる

仕事で疲れていたり
まわりに事に気が向かないほど集中している時は、そっとしておいてくれる

すみれがいてくれたから乗り越えられたことも多かった

早く帰りたくなった
顔を見たい
キスしてやりたい
愛してるって伝えたかった



「智くん・・・ほら始まるよ。行くよ・・・」

「あ・・・うん・・・頑張らなくちゃね・・・」

「良いね・・・智くん たった一人の人を見つけられたんだね」

「うん・・・そうだね・・・大事にする」








ご要望がありまして
ソファー編の智くんの気持ちを書きました
番外編あと2話書きましたので読んでください・・・

テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

プロフィール

satoco

Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

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