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妄想物語 智の恋 under the radar(秘密) 終わり
その夜も紫音はニコニコしながら玄関から入って来た

「紫音……」

「こんばんは」

「こんばんは」

「ふふっ変なの
智……どうしたの?
そんなに優しい顔しちゃって」

「紫音~」

可愛くてたまらない
こんなに可愛くて良い子が俺を好きだなんてそれだけで幸せだ

「お前は本当に良い子だね」

「なによ
どうしたの?」

「マネージャーにバレてた」

「そう」

「認めてくれて嬉しかったんだ」

「良かった」

「俺……紫音とずっといる」

「うん」

「幸せだなと思ってる」

「うん」

俺を見つめる茶色い瞳が潤んでいる
めちゃくちゃにしてしまいたい
泣くほど愛したい

「ほら……ここにおいで」

「ふふ
また台詞みたいなこと言ってる」

大げさに広げた両手の中に入ってくる紫音を強く抱き締める

「智……」

首を傾けて唇を合わせようとすると目を閉じて応えた
そのままベッドに連れて行くと
じたばたして抵抗するが、触れ始めると静かになった
いや……静かではないけれど、俺のこんな無理強いも受け入れてくれた


それから二年経つ
マネージャー公認になったから、危なそうなときは同行している振りをしてくれたり
二人で海外から帰って来るときは、迎えに来てくれたりして誤魔化しながら付き合いは続けられた

今までと同じように大勢で飲んだり二人で飲んだりしていたので
怪しまれないでいられた

そろそろ同じ部屋で暮らしたいけれど無理だろうな

でもこのまま紫音が俺だけを見ていてくれればそれだけで良いな

「紫音……」

「なに?」

「今日泊まれる?」

俺の腕枕に頭を乗せた紫音が優しく笑った

「うん……大好き」


                終わり



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テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

妄想物語 智の恋 under the radar(秘密) その34
「大野さん」
マネージャーから声を掛けられた

仕事が終わり、送ってもらう車で眠りかけていた時だった

「なに?」

「最近どうですか?」

「なにが?」

「私に秘密を持ってるでしょう?」

「え?なんの事?」

「大野さん、隠し事があると変に陽気になるんですよね」

「へえ~そうかな」

「一ヶ月くらい前からそうです」

「へえ~」

「言えませんか?
言った方が楽になりますよ?」

「え?マジで?」

「はい
私から言いましょうか?」

「え?なに?」

「紫音さんのことです」

来たな……なんでバレたんだろう

「紫音さん……紫音?」

「二人きりで会ってますね」

「あ……ああ……でも前からそうだし」

「でも変わってきてますよね
泊まらせてます?」

「うん……あっいや……うんまあ」

そうだよな
バレるに決まってるな
真っ直ぐ家に帰ることも多くなったし
紫音の名前を出さなくなってたし……
さすがだな

「正直にどうぞ」

「付き合ってます」

「わかりました」

「怒んないの?」

「そんな……未成年相手じゃないし
不倫でもないんだから」

「そうか」

「何かあったら必ず私に連絡してくださいね
相手の立場もありますし」

「わかりました」

「ふっ素直ですね」

「はい」

「紫音のマネージャーは?
知ってるのかな」

「知ってます
もっと前に紫音さんから聞いて私に連絡してきました」

「マジですか」

「不安だったんじゃないですか
大野さんとの付き合いなんて大変なことです」

「そうか」

なにも言って無かったけどな
頭の良い子だから色々考えて小池さんに言ったんだろうな

今日も仕事の後、俺の部屋に来ることになっている
早く顔を見たかった
抱き締めて好きだよと伝えたかった




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妄想物語 智の恋 under the radar(秘密) その33
お互いに仕事が終わるとメールした
今までと何も変わらない様な気もするけど少し違う
嬉しさと切なさがあった

二人きりで会う日は慎重に決めた
でも賑やかな場所に行く方が多かった

「いつもの店で飯食おうよ」

「良いよ
9時には行かれるわ」

「俺もそれくらいになるよ」

「わかった」

それぞれのマネージャーの車で店まで行く

二人きりで飲むこともあるし
仲間たちと合流することもあった

そこから俺のマンションまでタクシーで向かい
部屋に入って鍵を閉めると何とも言えない嬉しさがこみ上げてくる

「やっと二人きりになれたね」

「ふふ
台詞棒読み」

「会いたかったよ」

「まだやってる」

「今日はどんな事してやろうかな」

「やらしいよ」

「一緒に風呂入ろうか」

「やだ」

やだと言いながらも嬉しそうな紫音
ふざけてはしゃいで服を脱いで脱がせて一緒に風呂に向かった

二人でまだお湯が満ちていないバスタブに座って、溜まっていくのを待つ
紫音の首筋にキスしながら抱き締める

少しづつお湯が体を埋めていく

「なんかすごいエッチだね」

「そうかな」

「うん」

「智ってすごく経験豊富な感じ」

「そうかな
普通だと思うけど」

「ううん絶対そうよ
 大人の女にいろんなこと教えられた?」

「どうかな」

「別に良いんだけど」

「そう?」

「うん
逆になんでもやっちゃう女の子ってどうなの?」

「遊び相手なら喜んじゃうけど本気の相手だったら嫌だな」

「へえ
そういうものなんだ」

「うん
やっぱり自分で教えていきたい」

「私は?」

「ん?
紫音……お前は最高」

「ほんと?」

「良いよ すごく」

「そういう声出さないでよね」

「なんで?」

「やらしくてすごく……」

「すごく?」

「好き」

「ふふ」

今夜も思いっきり楽しもう
明日の朝まで同じベッドにいられる

そう思うだけで嬉しくなるんだ
紫音も同じだと嬉しいな




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妄想物語 智の恋 under the radar(秘密) その32
何も変わらない朝が来た

マネージャーの迎えの車に乗って仲間の待つ現場に向かう

いつもの様に手を合わせて挨拶を交わす
普段通りの仕事が始まる

撮影とインタビューの仕事の合間に
仲間の一人が話しかけてきた

「最近どう?」

「ん?なにが?」

「彼女」

「ん?誰の事?」

「まあ良いよ」

「そういう翔くんは?」

「元気」

「良かったね」

「智くんは?
あの子とどうなってんの?」

「あの子かあ
紫音?」

「そうそう
わかってんなら言えよ」

「紫音は可愛いよ」

「え?まじで?」

「うん」

「そうか
とうとう?」

「うん」

「へえ~ってことは、マジで?」

「うん」

「ひぇ~智くんの本気の相手」

「うん……そう」

「久々」

「だね」

「そうか
良かった良かった」

「まあね
これからが大変
お互いにマネージャーに言ってないし」

「そうか
出来ることあったら言ってくれよ」

「サンキュ」

時々お互いの彼女の話をするが
ほとんどは秘密だった
外に漏れてしまうという心配というより
隠し事を共有するという余計な事をさせたくないからだ

たぶん皆、そうだと思う

マネージャーに知られたらきっと反対させると思う
紫音のマネージャーは、確実にそうだな
小池さんは、紫音のデビュー当時から一緒にいるし
俺を信頼してくれているから失望するかもしれない

それでも俺は紫音を守りたい
おかしな事にならないようにしっかりしたいと思った



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妄想物語 智の恋 under the radar(秘密) その31
「どうしたの?」

そう言い終わる前に俺に抱きついて来た

「どうしたの?」

「怖くなっちゃった」

「ん?」

紫音の体を抱き締める

「何が怖いの?」

「智がすごく好きだから
これからの事が不安で怖い」

「うん
俺は紫音が大事だから絶対に守りたいと思ってる」

「守るって?」

「別れない」

「ほんと?」

「うん
ずっと一緒にいたいよ」

「うん
私も智を守るから」

「良いねえ
俺も守ってもらえるのか」

「うん
がんばる」

沸き上がる思いが強くなって紫音を抱き締める

「愛してるよ」

「嬉しい」

そしてまた紫音を抱いた
でも泊まらせないで帰した

切なそうな顔をしていたけれどタクシーを呼んで乗せた

「強くならなくちゃね」

「わかってる」

「でも俺も同じだから」

「うん」

こんな風に離れがたくなるのはわかっていた
でもこれからの事を考えると
俺の方がしっかりしなければと強く思った

誰にも悟られないように会えるだろうか
紫音の不安を無くしてやりたい

でも俺だってこの先、冷静にいられるかわからない
紫音を抱いた嬉しさよりもこれからの事を考えて胸がざわついた

家に着いたというメールを受け取った

ゆっくりおやすみと返信した

次はいつ会えるだろうか
紫音は明日からもちゃんと仕事が出来るだろうか
心配な気持ちで酒も飲めなかった

風呂に入ってしばらくぼんやりして
そのうちソファーで寝てしまった




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プロフィール

satoco

Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

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