2017-09-25(Mon)
その夜も紫音はニコニコしながら玄関から入って来た
「紫音……」
「こんばんは」
「こんばんは」
「ふふっ変なの
智……どうしたの?
そんなに優しい顔しちゃって」
「紫音~」
可愛くてたまらない
こんなに可愛くて良い子が俺を好きだなんてそれだけで幸せだ
「お前は本当に良い子だね」
「なによ
どうしたの?」
「マネージャーにバレてた」
「そう」
「認めてくれて嬉しかったんだ」
「良かった」
「俺……紫音とずっといる」
「うん」
「幸せだなと思ってる」
「うん」
俺を見つめる茶色い瞳が潤んでいる
めちゃくちゃにしてしまいたい
泣くほど愛したい
「ほら……ここにおいで」
「ふふ
また台詞みたいなこと言ってる」
大げさに広げた両手の中に入ってくる紫音を強く抱き締める
「智……」
首を傾けて唇を合わせようとすると目を閉じて応えた
そのままベッドに連れて行くと
じたばたして抵抗するが、触れ始めると静かになった
いや……静かではないけれど、俺のこんな無理強いも受け入れてくれた
それから二年経つ
マネージャー公認になったから、危なそうなときは同行している振りをしてくれたり
二人で海外から帰って来るときは、迎えに来てくれたりして誤魔化しながら付き合いは続けられた
今までと同じように大勢で飲んだり二人で飲んだりしていたので
怪しまれないでいられた
そろそろ同じ部屋で暮らしたいけれど無理だろうな
でもこのまま紫音が俺だけを見ていてくれればそれだけで良いな
「紫音……」
「なに?」
「今日泊まれる?」
俺の腕枕に頭を乗せた紫音が優しく笑った
「うん……大好き」
終わり
サトシックがたくさん♪



10月7日8日 パシフィコ横浜Bホール 「ハンドメイドマルシェ2017秋」 ブースNO Rー02 に出展するため
10月1日~14日までミンネをお休みします

「紫音……」
「こんばんは」
「こんばんは」
「ふふっ変なの
智……どうしたの?
そんなに優しい顔しちゃって」
「紫音~」
可愛くてたまらない
こんなに可愛くて良い子が俺を好きだなんてそれだけで幸せだ
「お前は本当に良い子だね」
「なによ
どうしたの?」
「マネージャーにバレてた」
「そう」
「認めてくれて嬉しかったんだ」
「良かった」
「俺……紫音とずっといる」
「うん」
「幸せだなと思ってる」
「うん」
俺を見つめる茶色い瞳が潤んでいる
めちゃくちゃにしてしまいたい
泣くほど愛したい
「ほら……ここにおいで」
「ふふ
また台詞みたいなこと言ってる」
大げさに広げた両手の中に入ってくる紫音を強く抱き締める
「智……」
首を傾けて唇を合わせようとすると目を閉じて応えた
そのままベッドに連れて行くと
じたばたして抵抗するが、触れ始めると静かになった
いや……静かではないけれど、俺のこんな無理強いも受け入れてくれた
それから二年経つ
マネージャー公認になったから、危なそうなときは同行している振りをしてくれたり
二人で海外から帰って来るときは、迎えに来てくれたりして誤魔化しながら付き合いは続けられた
今までと同じように大勢で飲んだり二人で飲んだりしていたので
怪しまれないでいられた
そろそろ同じ部屋で暮らしたいけれど無理だろうな
でもこのまま紫音が俺だけを見ていてくれればそれだけで良いな
「紫音……」
「なに?」
「今日泊まれる?」
俺の腕枕に頭を乗せた紫音が優しく笑った
「うん……大好き」
終わり
サトシックがたくさん♪



10月7日8日 パシフィコ横浜Bホール 「ハンドメイドマルシェ2017秋」 ブースNO Rー02 に出展するため
10月1日~14日までミンネをお休みします
