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妄想物語 智の恋 惹かれる 終わり
「こんな風にさ
一緒にいようよ」

「うん」

「俺がメシ作って君が笑いながら見ていて」

「うん」

「一緒に食べたり飲んだりしてね」

「そうだね」

「ほら……名前だって似てるし」

「すごいわよね」

「智美(とも)だもんな」

「うん
同じ字だった」

「ね?
不安になんてならなくて良いんだよ」

「そうだね」

「出来たよ
食べよう
ビール飲むでしょ?」

「飲むわ」

料理の皿を彼女に渡して
缶ビールとグラスを持ってリビングに行った

「美味しそう」

「良かった」

グラスを掲げて乾杯し
料理を食べた

彼女の嬉しそうな顔を見ているだけで嬉しくなる

「ちょっと写真撮って良い?」

「うん」

彼女の事を撮るのは初めてだった
こういう時に化粧を直すとか言わない所も好きだな

「私も撮りたいけど我慢する」

「ん?
ああ……悪いね
二人の写真欲しい?」

「良いよ
まずい事になったら嫌だもん」

「大丈夫だと思うけどね
変な事になって君と離れたくないから
やめとこう」

「うん」

「わかってくれて嬉しいよ」

「うん」

大丈夫だろう
こんな風に一緒にいられるなら
それだけで良い
彼女を大事にしたかった
この笑顔を守りたいな
悲しい気持ちには絶対にさせない

見つめ合って微笑み合う

「ずっと離さないよ」

そう言って頭を引き寄せておでこにキスした

「私もずっと離さないよ」

彼女も同じように俺のおでこにキスした



終わり







テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

妄想物語 智の恋 惹かれる その39
「なんでそんなこと言うの?」

「好きになると不安になり始めるから」

「不安になんてならなくて良いよ」

「でも……
いつか別れるでしょう」

「そんなことないよ」

「なんで?」

「君がすごく好きだよ
離したくないし離れたくない」

「そう?」

「そうだよ
こんなに可愛いのにすごくエッチだし
なんか……わけわかんなくなるほど好きだ」

「本当?」

「本当だよ
心配しなくて良いんだよ」

「うん
だけど
すごく好きになっちゃってるから……」

「大丈夫だってば」

そう言って
まだ服を着ていない体を抱き締めた

「俺だってすごく好きだよ」

「うん」

「メシ作ってくるね」

「うん」

俺は、 Tシャツとスウェットを着てキッチンに向かった

冷蔵庫に入れておいた刺身を薄く切ってカルパッチョにし
スライスしたじゃがいもとベーコンをオリーブオイルで焼いて
塩コショウしたものをレタスの上に乗せた

彼女は、カウンターの向こうから見ている

「美味しそうだしお洒落だね」

「ふふ
調べたり店の人に聞いたりするんだよ」

「へえ
すごいね
なんでもやってみたいんだね」

「そうだね
興味あることは、まずやってみるかな」

「なんかイメージと違うよね
誰かになんでもやってもらってると思ってたから」

「なんでよ」

「スターだもん」

また言ってるよ
俺は、ちょっとムッとして顔を上げ彼女を見た

でも彼女は、笑っていた
素直な気持ちをただ言っているだけなんだろう

またえくぼが現れた
それを見て俺は嬉しくなった







テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

妄想物語 智の恋 惹かれる その38
「待って」

「ん?」

「シャワー浴びてからにしたい」

「わかった」



二人で浴室に入った

「髪が濡れちゃうわ」

「上げてれば?俺が流してあげる]

そういうと彼女は、両手で髪を上げた

俺はシャワーを彼女の体にかけた
首すじから背中へ
そこからもっと下がって行こうとしたら
そこは自分でするからと笑った

「じゃあこっち側」

前に回って喉から胸までシャワーをかけた

「そこも良いから」

「ふっ……そうだよね」

そして俺も簡単に終えて
バスタオルを渡した

本当に可愛いな
抱き締めたくなる
俺のバスタオルで背中を拭いてやりながら後ろから抱き締める

「もう……本当に可愛い人だ」

「ふふ」

そのまますぐに抱きたくて
立ったまま彼女に触れた

体に溺れる

そんな言葉が頭に浮かぶ
きっと夢中になってしまう
離れられない気がした

危ないな

そう思いながらも止めたくはなかった




「お腹すいたわ」

「ご飯作るよ」

「うん」

起き上がってベッドから降りようとすると彼女は、言った

「ねえ
好きになるって恐いよね」

「どう言うこと?」

「凄く好きになると
今度は別れる日が来るのが怖くなる」

「そんなことないよ」

「ううん
絶対に別れる日は来るわ」

彼女の目が何かを求めていた






テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

妄想物語 智の恋 惹かれる その37
いとおしくて、いとおしくて堪らない
体を離したくない

「好きだよ
君の全てが好きだ」

「私も大野さんが、すごく好き
もっと抱いていて欲しい」

そう言われて強く抱き締めた

「寒い?」

「大丈夫だけど何か掛けて」

「うん」

毛布をお腹まで掛けようとすると
引っ張って体を全部隠した

「恥ずかしいの?」

「恥ずかしいわ」

「あんなにすごいのに?」

「うん
だから恥ずかしい」

「ふふ」

彼女が体の関係になると困ると言った意味がわかる気がした
体の全ての部分が男の欲望を満たす
虜にする

ここまでにした男に嫉妬する
何人かなのか一人なのかわからなかったが
彼女は、女の魅力に溢れていた
溢れ過ぎて困るほどだった

抱いてしまったという思いは、初めての感情だった
もっと彼女を知ってから
ゆっくりと進めば良かったかもしれない

後戻りできない
離れられなくなりそうだと思い
彼女の体にまた手を伸ばした

「綺麗だよ」

「ありがとう」

「すごく良いんだ」

「うん
私もだった
大野さんってすごく優しいのね」

「そうか?」

「うん
よく知ってるって感じ」

「そうかな」

「すごくて好き」

「うん」

彼女の体を撫でていると
もう一度愛したくなった









テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

妄想物語 智の恋 惹かれる その36
若い頃のような衝動が
今、俺を襲っている

抱きたい

見つめ合ったまま
彼女の肩に両手を置いて引き寄せた
嫌がらずに俺に抱き締められたまま言った

「大野さん
あなたが好き」

「嬉しいよ」

「うん」

そして可愛い唇に2度目のキスをした
今度は唇を合わせるだけでない
気持ちの高ぶる熱いキスだ

しばらく柔らかな感触をお互いに味わってから離した

「君が欲しい」

「うん 私も……でも……」

「ん?」

「紅茶ひと口飲みたい」

「そうだね」

ティーポットの中は、ちょうど良い色になっていた

カップに注いで口にした

「美味しい」

「うまいね」

「ふふ」

「ふふ」

「大野さんって素敵」

「そう?」

紅茶を飲んで落ち着こうと
小さく深呼吸したのがわかったみたいだ

「落ち着いた?」

「え?ううん 落ち着かない
ベッドに行こう」

「うん
でもシャワーとか」

「そのままで」

「うん」



彼女は、着ているものを脱がせて行く俺の手を黙って見ている

薄い下着だけにしてから横にした

熱い目で俺を見つめる
心臓の鼓動が激しく打つ

可愛い人を今、自分のものにできる
優しく、ゆっくり、激しく愛して
彼女の高い声を聞いて
我慢の限界が来て俺も終えた







テーマ : 大野智
ジャンル : アイドル・芸能

プロフィール

satoco

Author:satoco
嵐のファンになり13年目ですが、
活動休止を機にファンクラブから離れました
お茶の間ファンではなく、一般人です

大野智さんが活動を始めるまでは、一般人として感じた事を書くことにします

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