2015-02-28(Sat)
美咲の綺麗な体を抱いて満ちていく顔を見ると
心から愛おしくなった
力を緩め体を離し仰向けに転がった
二人で大きく息をする
「智さん…私…あなたが好きだわ
今日は本当に嬉しかったの
あなたの顔を見た時
好きだわって思っちゃった」
「そうなんだ…
心配でいられなくてさ
でもそんなに心配しなくても
美咲さんはちゃんと終わりに出来たんだろうけど…」
「そうね
悪い人じゃないから」
「そうかな
男の俺が言うのもなんだけど
結婚してるのに美咲さんとも付き合うなんてずるい男だと思うけどな」
「そうね
でも私から終わりに出来たからすっきりしたわ…」
「そう…それなら良かったんじゃない?」
「ええ・・・やっと気持ちの整理ができたのは智さんがいてくれたからなの」
「そう?」
「私のことを思ってくれて
今日だって来てくれてるなんてすごく嬉しかった
何度も言ってるけど・・・」
「良かった
だってさ 本当に美咲さんが好きだし
俺だけのものにしたかったから」
「うん・・・
私もあなただけを思っていきたい」
「今夜はもう俺だけのことを考えてよ
もう泣きながら寝なくて良いんだから・・・」
「え?泣きながらって?なんのことかしら・・・」
「そうか・・・俺の勘違いだったのかな」
「何を勘違いしたの?泣いてなんかないわ
あなたといた夜は幸せだったんだから」
「そうなんだ 良かった」
やっと俺だけの美咲になったんだな
そう思って美咲を見るとまた目に涙を溜めていた
こぼれてくる前にキスして吸った
好きで好きでたまらなくなって抱きしめると
俺もなんだか泣きそうになっていた
終
嵐カテゴリー

心から愛おしくなった
力を緩め体を離し仰向けに転がった
二人で大きく息をする
「智さん…私…あなたが好きだわ
今日は本当に嬉しかったの
あなたの顔を見た時
好きだわって思っちゃった」
「そうなんだ…
心配でいられなくてさ
でもそんなに心配しなくても
美咲さんはちゃんと終わりに出来たんだろうけど…」
「そうね
悪い人じゃないから」
「そうかな
男の俺が言うのもなんだけど
結婚してるのに美咲さんとも付き合うなんてずるい男だと思うけどな」
「そうね
でも私から終わりに出来たからすっきりしたわ…」
「そう…それなら良かったんじゃない?」
「ええ・・・やっと気持ちの整理ができたのは智さんがいてくれたからなの」
「そう?」
「私のことを思ってくれて
今日だって来てくれてるなんてすごく嬉しかった
何度も言ってるけど・・・」
「良かった
だってさ 本当に美咲さんが好きだし
俺だけのものにしたかったから」
「うん・・・
私もあなただけを思っていきたい」
「今夜はもう俺だけのことを考えてよ
もう泣きながら寝なくて良いんだから・・・」
「え?泣きながらって?なんのことかしら・・・」
「そうか・・・俺の勘違いだったのかな」
「何を勘違いしたの?泣いてなんかないわ
あなたといた夜は幸せだったんだから」
「そうなんだ 良かった」
やっと俺だけの美咲になったんだな
そう思って美咲を見るとまた目に涙を溜めていた
こぼれてくる前にキスして吸った
好きで好きでたまらなくなって抱きしめると
俺もなんだか泣きそうになっていた
終
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