2014-12-12(Fri)
もうすぐクリスマスだな
街中クリスマスの飾りで溢れてる
しばらく会わないようにしていた
もちろんメールも電話もしていなかった
紗夜子さんが気持ちの整理をすると言っていたからそうした方が良いと思った
今まではクリスマスが近付くと女の子と過ごしたくなり
手近なところで声をかける事も何回かしていた
でも今は違う
好きな人といたいから
遊びの関係はいらなかった
紗夜子さん
何をしているのかな
あの店にもしばらく行っていなかったから
コーヒーも飲みたかったし
働く彼女の姿を見たかった
仕事が急に休みになり
暗くなる前に帰れることになった
行ってみよう
あのカフェで彼女に会いたかった
久しぶりに店に入った
揃いの赤いTシャツを来た店員が目に入る
皆 胸に可愛いクマのブローチを付けていた
店で売っているものだ
彼女はいるかな
そう思って見回した
いた
テーブルを拭いて椅子の位置を直している
ドキドキしてしまった
長い髪を上にまとめ大きな飾りで留めていた
綺麗な首筋にホクロが見える
後ろ姿に釘付けになる
こっちを向いた
少し口元を緩ませ会釈した
好きだな
本当に惚れてるんだ
俺の方に近づいて来て言った
「こんにちは」
「こんにちは
やっぱり俺…最初からなんて無理
もうあなたに惚れてる」
「ふふふ」
「わかってくれる?今日家に来てよ」
「良いわ」
これから彼女が家に来る
冷蔵庫にビールとワインが冷えている
ちょうど昨日魚をさばいて作った刺身がある
一緒に飲んでこれからの話をしよう
落ち着かない気持ちで待っていたが
シャワーを浴びておこうかなと思って笑った
何を焦ってるんだ
これから始めるつもりなのに・・・
きっと彼女はそう思っているはず
今年のクリスマスはいつもと違うかもしれないな
そう思ったらまた胸が温かくなった
玄関のチャイムが鳴った
嬉しくて笑ったままドアを開けた
終わり
嵐カテゴリー

街中クリスマスの飾りで溢れてる
しばらく会わないようにしていた
もちろんメールも電話もしていなかった
紗夜子さんが気持ちの整理をすると言っていたからそうした方が良いと思った
今まではクリスマスが近付くと女の子と過ごしたくなり
手近なところで声をかける事も何回かしていた
でも今は違う
好きな人といたいから
遊びの関係はいらなかった
紗夜子さん
何をしているのかな
あの店にもしばらく行っていなかったから
コーヒーも飲みたかったし
働く彼女の姿を見たかった
仕事が急に休みになり
暗くなる前に帰れることになった
行ってみよう
あのカフェで彼女に会いたかった
久しぶりに店に入った
揃いの赤いTシャツを来た店員が目に入る
皆 胸に可愛いクマのブローチを付けていた
店で売っているものだ
彼女はいるかな
そう思って見回した
いた
テーブルを拭いて椅子の位置を直している
ドキドキしてしまった
長い髪を上にまとめ大きな飾りで留めていた
綺麗な首筋にホクロが見える
後ろ姿に釘付けになる
こっちを向いた
少し口元を緩ませ会釈した
好きだな
本当に惚れてるんだ
俺の方に近づいて来て言った
「こんにちは」
「こんにちは
やっぱり俺…最初からなんて無理
もうあなたに惚れてる」
「ふふふ」
「わかってくれる?今日家に来てよ」
「良いわ」
これから彼女が家に来る
冷蔵庫にビールとワインが冷えている
ちょうど昨日魚をさばいて作った刺身がある
一緒に飲んでこれからの話をしよう
落ち着かない気持ちで待っていたが
シャワーを浴びておこうかなと思って笑った
何を焦ってるんだ
これから始めるつもりなのに・・・
きっと彼女はそう思っているはず
今年のクリスマスはいつもと違うかもしれないな
そう思ったらまた胸が温かくなった
玄関のチャイムが鳴った
嬉しくて笑ったままドアを開けた
終わり
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