2012-07-11(Wed)
その晩は3人で楽しい酒が飲めた
エリちゃんは相変わらず可愛くて
釣りの話になると
熱くなって盛り上がった
いつの間にか船長の隣でなく
サトシの横に座っていた
船長は 俺と付き合いたいと言ったエリちゃんに
もう少し様子を見ると言っていたそうだ
いつかの賭けは
言い出したかったエリちゃんを止めるためだったらしい
俺は会うたびに
エリちゃんを好きになって
本当に困っていたんだ
船長の彼女じゃなくて良かったよ
船長はときどき台所に立って
料理を作ってくれた
エリちゃんは お酒が弱いくせに
一緒になって飲んで赤くなっていた
船長に認めてもらえて
俺たちは今日から始まるんだな
お互いの気持ちは、船長の前で言ってしまった
なんだか順番が違う気もしたが
エリちゃんが赤い顔して
ニコニコしているのを見て嬉しくなった
これからも船長の船でデートするだろう
船が出ない日は街デートするのかな
サトシは、このことをケイに言ったら
どんなに驚くだろうと思い
ケイの顔を想像して笑いそうになった
明日は仕事があるから終電に乗らないといけない
二人に挨拶して玄関を出た
エリが見送りに出てきて
またメールするね・・・と言う
今までずっと我慢していた気持ちが溢れてきて
初めて彼女を抱きしめた
小さくて折れそうな身体
可愛くてたまらなくなった
顔を見ると目を閉じて待っている
サトシは優しくキスをした
じゃあ帰るね
また釣りしようね
うん。待ってるからね
こうして
今日が終わった
サトシは、朝考えていたことと
全く違った一日の終わりに ほっとして
笑ってしまった
エリちゃんは相変わらず可愛くて
釣りの話になると
熱くなって盛り上がった
いつの間にか船長の隣でなく
サトシの横に座っていた
船長は 俺と付き合いたいと言ったエリちゃんに
もう少し様子を見ると言っていたそうだ
いつかの賭けは
言い出したかったエリちゃんを止めるためだったらしい
俺は会うたびに
エリちゃんを好きになって
本当に困っていたんだ
船長の彼女じゃなくて良かったよ
船長はときどき台所に立って
料理を作ってくれた
エリちゃんは お酒が弱いくせに
一緒になって飲んで赤くなっていた
船長に認めてもらえて
俺たちは今日から始まるんだな
お互いの気持ちは、船長の前で言ってしまった
なんだか順番が違う気もしたが
エリちゃんが赤い顔して
ニコニコしているのを見て嬉しくなった
これからも船長の船でデートするだろう
船が出ない日は街デートするのかな
サトシは、このことをケイに言ったら
どんなに驚くだろうと思い
ケイの顔を想像して笑いそうになった
明日は仕事があるから終電に乗らないといけない
二人に挨拶して玄関を出た
エリが見送りに出てきて
またメールするね・・・と言う
今までずっと我慢していた気持ちが溢れてきて
初めて彼女を抱きしめた
小さくて折れそうな身体
可愛くてたまらなくなった
顔を見ると目を閉じて待っている
サトシは優しくキスをした
じゃあ帰るね
また釣りしようね
うん。待ってるからね
こうして
今日が終わった
サトシは、朝考えていたことと
全く違った一日の終わりに ほっとして
笑ってしまった