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妄想物語 智の恋 凪ぐ その14
「梨夏ちゃん……どう行くの?言ってくれる?」

「はい」

タクシーが走り出す

「窓開けようか?」

「うん
気持ちいい」

「そうだね
飲み過ぎちゃった?大丈夫?」

「大丈夫」

小さな声で答えたから耳を近づけた

「楽しかった」

「俺も」

「この辺りですか?」と運転手が言った

「はい……あのマンションの所でお願いします」

「またメールするね」

「はい」

「じゃあね」

「はい」

降りてからマンションの玄関に入るまで、タクシーに待ってもらった
見届けてから俺の家の近くまで行ってもらった

遅くなってしまったかな
パパさん心配していただろうか

メールは明日にしよう

俺はシャワーを浴びてバスローブのまま、缶ビールを開けた

梨夏ちゃんか~彼氏はいないって言ってたけど
俺のことはどう思ってるんだろう
そんなこと聞けないな
よく笑っていたけど
わかんないよな

すぐにでもまた会いたいけど
しつこくしたら駄目だろう
ちょっと時間を置くかな

そう思うが、ついラインの画面にしてしまっていた

梨夏ちゃんのアイコンを触ったら
本人からラインが届き、びっくりしてスマホを落としそうだった

一瞬で、既読が付いただろう
ちょっと気まずかったが仕方がない

(今日はありがとうございました
酔ったみたいで失礼な事を言ったかもしれないです
ごめんなさい
おやすみなさい)

ふふ……酔ってはいたけど大丈夫だったのに

(今、ラインしようかなって思ってたんだ
失礼な事なんて言ってなかったよ
また良かったら飲もうよ
おやすみ)

(はい
じゃあ、おやすみなさい)

なんだろうな
すごく穏やかな気持ちになれる
駆け引きや自分を繕う事もなく、いつも通りでいられる

優しい子なんだよな
俺だけを見て欲しい
そしていつか小さい体を抱き締めたい

目を閉じて梨夏ちゃんの顔を思い出していた













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プロフィール

satoco

Author:satoco
「君と僕の見ている風景」のDVDから嵐にハマり
大野くんの歌とダンスの素晴らしさに気づいた時には遅かりし・・・・・・
彼の術にハマって抜け出せません
重症サトシックとなってブログを始め、既に7年過ぎ8年目に突入しました♪

大人過ぎる大人ですが(実は7歳の孫がいる)
恋に年齢は関係ない
ときめくのは自由
母性と包容力で彼を見守り続けたい

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はぁ~い はぁ~い はぁ~い!!
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